紙芝居が好き

街頭紙芝居に一目惚れしてしまった人の日常記録帳。

映画「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 スペシャル・エクステンデット・エディション」

※ネタバレはいりまーす。

MOVIX利府
20:00〜23:55
映画の日につき\1000

第2部上映期間の最終日に行きました。
金曜夜、映画の日というのもあいまって、なかなかの入り具合。
混雑する回は指定席になるため、先売り券を購入しておいて良かったです。

二つの塔」を見るのは2回目。
ストーリーをほどよく忘れていました。
なので、通常版とこちらがどう違うか具体的なことはわからず見ていたのですが、
やっぱりこちらの方がすっきり見れる感じ。
エントののんびりっぷりとか、フロド達が一度捕まった後解放されるまでの流れとか、ボロミアがどれだけのものを背負って裂け谷の会議*1に参加していたのかとか、いろいろわかってみたり。
ボロミアエピソードについては、たしか原作になかった気が……。
これがあると随分ボロミアの印象が変わります。
(勘違いで、原作にあったらすいません。)
メリーとピピンが、エントを動かすために機転を利かせるさまが素敵。
通常版では、エントが戦うまでがあっさり描かれてしまい、いつの間に!?感がありました。
今回見るとちゃんとメリーとピピンのお手柄!
「旅の仲間」で、散々みんなの危機を作って来た彼らが大活躍!
良いも悪いも、すべての出演者が必要な物語です。
無駄がなーい。
そしてやっぱりMOVIXの音響・大画面は素敵ー!
3時間55分……腰が痛くなったのが難点でした。
でも面白かったので満足。

王の帰還」もぜひ見に行かなくては!
塔に閉じ込められたサルマンの行方が気になっています。

*1:「旅の仲間」で、9人の仲間が結成されるきっかけになったエルフ主催の会議。指輪を葬り去る旅に出ることに…

ライブ「ひらけ! 邪宗門」

kamisibai2005-03-27

写真はライブ風景。掲載許可をいただきました。
ありがたく載せさせていただきます。
※音楽のことはよくわからないので、いろいろご容赦下さい。

服部詐術(壱) ハットリトリックライブ
「ひらけ! 邪宗門
日付 2005年3月27日(日)
会場 太白区文化センター地下展示ホール
時間 7時から
料金 入場料なし
配布 パンフ・アンケート・ウチワ

大人気(一部で)バンド、ハットリトリックのライブです。
楽器でわかるとおり、普通のバンドではない…と思います。
ご縁があって、今回はちょっぴりお手伝いをしたりしていました。
お手伝いをするとよくあることなのですが、公演を観るのに知らない方がよい情報が入ってしまったり、仕事が出来て公演に集中できなかったりするので、視点が普通と変わってしまいます。
その辺はさらにご容赦希望。

ステージの後ろの飾りは、折り紙リング+紙で作られたお花。
ステージ上手*1にカレンダーのように貼られた大きな紙芝居。
客席両脇に段ボールの壁がほぼ天井まで積み上げられています。
上手側の中央には黒い両開きの形の扉(黒い鎖付き)。
下手*2側には……なんかこう…変な*3オブジェがところどころに。
客席後ろの音響卓は黒い格子の 檻*4に囲まれています。
照明卓が一番普通な感じかも?
スタッフの皆様は仮面をつけたり、顔が隠れる三角頭巾を被っていたり。
両脇が段ボールという時点でそうなのでしょうが、全体的に不思議な空間でした。
ライブなのに。

普通のおばさんになりたかった王妃が、邪宗門(カレーとサッカーのお店?)の扉に閉じ込められてしまうが、そこから解放されてハットリトリックのメンバーに仲間入りする話。
その合間に、かおるちゃんとマイケルの恋のお話もありました。
(ウロウロしてたので、ちゃんとストーリーを把握してなくてすいません)
曲とコントが混じりあった、不思議なライブ。
音だけではなく、映像付きの方が楽しめる感じです。
天井までそびえる段ボール壁を崩した王妃に、自然と拍手が起こる会場…迫力満点。
子供は泣いちゃったけど、とても面白かったです。
オリジナル曲の中でも「紅薔薇姉妹*5」「恋のストライカ*6」が印象的でした。
いろんな意味で。

公演終了後、崩れた段ボール箱で遊ぶ子供たち、
段ボールを片付ける為ひたすら潰すスタッフ&好意で手伝って下さったお客様たち。
なかなかにぎやかな光景です。
久しぶりに手伝っていて楽しかったライブでした。
関係者の皆様に感謝。

*1:上手は、客席からステージに向かって左側

*2:客席から見て右側

*3:気持ちの悪い

*4:檻なのに、上に紙製のお花がかわいく飾られていました

*5:正式名称知りません

*6:ハットリトリックのテーマ。ラップ。ラップらしいです。

ライブ「もう一度、サークル気分」

※音楽のことはよくわからないので、いろいろご容赦下さい。

「もう一度、サークル気分」
日付 2005年3月19日(土)
会場 エルパーク仙台 スタジオホール
時間 開場16:00 開演16:30
出演 コサキコウヘイ(オープニングアクト)/3じのおやつ/
   こやまさとし/自由/グッバイボーイズ/弦内
料金 前売\1500/当日\1700

目的は「3じのおやつ*1」。
ウクレレ弾き語り女性デュオです。とても和める雰囲気で大好き。
最初に拝見したのは2004年の定禅寺ジャズフェスティバルで…でしょうか。
仙台駅のステンドグラス前で歌っていらっしゃいました。
あの時から大好きで、ご本人が近くにいることにも気付かず「3じのおやつはオススメ!」と友達に騒いでいたこともありました(^▽^;
不思議なご縁があり、前日に前売チケットを入手。
他の方はどんな演奏をするかもわからないまま、ぶらりと行ってみました。
直前にバタバタしていたので、間に合わず…
開場してすぐに始まったらしいコサキコウヘイさんの演奏中にお邪魔したものの、
あっという間に終わってしまいました。

開演時間になって、「3じのおやつ」登場。
お二人の間にお子さんが一人。
3人目のメンバーとして、とうもろこしの形のマラカスを持っていらっしゃる。
時々振って、ウクレレの演奏に良い具合にマラカスの音が交ざります。
…小さいお子さんと一緒にステージに立ってしまうのはすごいことだと思います。
さらに、舞台の上で演奏を邪魔せず参加できているお子さんはもっとすごいと思います。
ますます「3じのおやつ」ファンになりました。

「自由」の演奏は、上記ジャズフェスで見に行ったのですが中止で見逃していたバンド。
少し気になっていました。
男の人4人のハーモニーの迫力にびっくり。
ライブならではの曲だなぁと。かっこよかったです。
後日の話ですが、DateFMにリーダーが出演されていたのを偶然聞きました。
(ライブ中にちゃんと宣伝されていたのですが、覚えてなかったので…偶然)
そこで、ライブで聞いたのと同じ曲を聞いたのですが、ライブとラジオって違う…。
どちらがよいと思ったかは内緒。

後は、別な用事を入れてしまったため慌てて退去。
ちょっと残念。
こういうライブって、自分の好きなバンドだけ見たりするのかしら。
公演は最初から最後までいるものだと思っているので、バンド毎の出入りが少し新鮮でした。
次回観る時は、始まるのが早いからといって他に用事を入れるのは止めよう。

*1:http://www.geocities.jp/oyatsuha3ji/ …こっそり勝手にサイト紹介

映画「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間 スペシャル・エクステンデット・エディション」

※ネタバレはいりまーす。

MOVIX利府でのみ上映の品。
4周年記念企画だそうで、3部作を期間で分けて上映。
第1部「旅の仲間」は18日までで、その後第2部「二つの塔」が始まります。
DVD発売の時に特別版として販売されましたが、私が購入したかった時は品切れ。
その後買い逃しておりました。
この機会に音響設備も整った映画館で楽しんじゃおう計画。
今日水曜日は利府のレディスデーなので1000円〜。

上映時間は3時間半(前は3時間)。長かったです。20:30〜0:05って。
でも、和やか、美しい、怖い、ハラハラ…バランスがすごく良くて全然飽きませんでした。
追加されている分、前回観終わった後に感じていた消化不良分がなくなり、
スッキリ見れるようになっていました。
エルフの奥方様ガラドリエルからみんなに贈り物が渡されるシーン、
前回は無くて…なんとも唐突な印象を受けていたんです。
それにボロミアが国の民を思うあまりにフロドから指輪を奪おうとしてしまうところ、
あれも気持ちが追い詰められていくさまが出ていてとても良い感じ。
音響も四方から聞こえてくる感じですごく良かったし、大変満足。
他の2部も続けて観にいく予定。
ありがとうMOVIX利府サマ。

人を誘える時間でないのが難点かもね。日付越え!
それにしてもレディースディ利用しまくりです。
次はコロナかな。(金曜日)
車があるって便利。

映画「オペラ座の怪人」をみた。

※ネタバレはいりまーす。

むかーし、宮城県民会館で大音響の劇団四季オペラを一度拝見。
その前提で見たせいか、最近MOVIXばかりだったせいか、駅前映画館の音響に少し不満。
それでもクリスティーヌの歌声には満足できたのだから良いかしら。
映画だからストーリー中心かと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。
舞台よりは分かりやすくなっていたのでいいかな。
全体的に「良」印でございました。

内容の中で一つ気になったことが。
クリスティーヌが最後に指輪を返すところ、あれは何の意図だろうと。
「あなたからの指輪は受け取れません」(拒絶)
…でも元々はラウル(婚約者)からもらったものだよね。
「この指輪をオペラ座がなくなった後の生活の足しにして」
…とか?
クリスティーヌが戻って来たことに気づいた時、
怪人は希望を持ったりしたんじゃなかろうかと思うのです。
それがあっさりばっさり、まぁ。
ってことは、作者(演出)的には怪人の可哀想さ倍増計画だったとか?
あの辺で泣く人は、怪人に同情してなのだろうと思う。
みんなに同情される怪人!

オペラ座の怪人」は、恐い顔の人がみんなに同情される可哀想な話。

思いつくままに書くのはよくないかもね。
でも、書き逃げ。

 実演1

kamisibai2005-03-08

*1

「第1回春のやっつけ祭り」
場所/仙台三越前
時間/14時〜15時半。
内容/ちんどん(チボリ兄弟舎)とジャグリング、紙芝居(瀧原文法、桂盛峰、小畑次郎)

実際に始まったのは14:15ぐらいから。
ちんどんの演奏はステキです。
曲の名前も楽器もよく知らないのでコメントは全く出来なくてすいません。
ジャグリングもステキ。
拍手のタイミングが遅れて、悔しくなっていました。
大道芸の拍手タイミングはいまだにわかりません。経験を重ねるしかないかしら。
ちんどんとジャグリングで盛り上げ、人を集めて紙芝居…を3回やっていました。

「蝦蟇の油」演じ手:瀧原文法(チボリ兄弟舎)
作:瀧原文法 画:瀧原文法、和田佳
ケイ・シジミさん作の舞台が梅田佳声さん風味でとても作り込まれたものでした。
蝦蟇の絵が入った黒い幕もよい感じ。
そして何より紙芝居のストーリーが面白い!
瀧原氏の方が絵に迫力があるので、全部描いていただけば良かったと後悔しました。
さて、紙芝居を見てもらうにはお客さんに近づいてもらわないといけません。
テレビの撮影が入っていたためか、近づいてもらえなかったのが至極残念でした。

「ネオン海峡」演じ手:桂盛峰
作&画:桂盛峰
桂さんという歌手と関わった女性のお話。
始めは演じ手桂とは違いますよ、と明言していたものの、話が進むにしたがって
同じ人になってしまいました。
自分のお話をしてしまう桂さんが好きです。
お客さんの中にいた年配の男性が「そうそう」と男心を理解していたのが印象的。
ネオン海峡が終わったと思ったら、いつの間にか別なお話へ*2
「タヌキ物語 エンジェル博士」のお話です。これも桂盛峰さん作画の品。
ワークショップの時に目の前で話を作って行くところを拝見していたのですが、
全然違う話になっていました。
パンツをはくと頭がよくなるそうです。タヌキですら喋っちゃう。
本当のハラヅツミ*3を探しに宇宙に行ってしまいました。
ロケット「21セイキゴー」に乗って旅立った!
と思ったら次のシーンは見返り美人が。
いろんなところで楽しませていただきました。
桂さん自身を知っているから楽しいのでしょうか。他の方の感想をお聞きしたい。

「赤胴赤鬼金之助」演じ手:小畑次郎(ちわんとぺるshow)
プロの在仙紙芝居師の方。仙台画劇。
もう一つ演じておられたのですが、正式名称を忘れてしまいました。
こちらは前の2つと違い本物の街頭紙芝居を使ったもの。
年配のお客さんがなつかしいとおっしゃっていました。
内容が面白いし、絵も上手いし、演じるのも上手いのでもう言う事なし。
プロだわ。

私は風邪で参加を断念。
でも見れて良かった。

*1:写真は、瀧原文法氏。「蝦蟇の油」実演中。許可は得たはず…。

*2:独特すぎてこうとしか表現できない

*3:ポンポコとタヌキがならすというあれ