紙芝居が好き

街頭紙芝居に一目惚れしてしまった人の日常記録帳。

「納涼怪異講談会」

先日ご案内した公演を見てきました。

演目:「円山応挙と幽霊画」
   「競走馬物語」
出演:神田陽司(講談師)

日時:2006年9月15日(金) 午後6時半開演(6時開場)
会場:満勝禅寺(まんしょうぜんじ)
   仙台市青葉区柏木3−5−13 ※大学病院の近くにあります。駐車場有。
チケット:前売2000円

主催:慙愧丸プロジェクト
協力:街角仕事人くみあい 満勝禅寺

それはそれは……面白かったです!(・∀・)b
ギリギリまで行けるか分からなかったのですが、なんとか参加に成功。
講談初体験でしたが、やはり生の話芸は素晴らしかったです。

以前、若林図書館から講談のCDを借りてきて聞いたことがあったのですが、
聞き取り辛くて何度も聞き直したりしていました。
話芸の良さを楽しむ前に、ストーリーを追うことにいっぱいいっぱいだったんです。
CDでは、ほとんど楽しめないまま終了。
あまり印象は良くありませんでした。

実際、演者を前にして生で見ると、全然違うんですね。
語り口調を思うとCDと似ている気もするのですが、声の強弱の伝わり方が全然違う。
録音ではダメなんだなぁ…と思ってみたり。
(当たり前といえば当たり前なんですけどね)
扇子がババン!と鳴る音も大きいので、油断しているとその音に驚かされます。
自然集中して聞くようになるし、話に引き込まれていくし…。
充実した時間を過ごすことができました。
私的には、競走馬物語の「セーフ」が好きでした。動作付きでとても可愛かったです。

今日はラジオとテレビの取材が複数入っていました。
どんな風に編集されるのでしょうか。
うまくニュースを見かけられると嬉しいのですが。

この講談師、神田陽司さんが、11月4〜6日に仙台で紙芝居を演じられます。
新作の2時間紙芝居「蛇蝎姫と慙愧丸」(だかつひめとざんきまる)。
ストーリーは、映画「ぼのぼの」の監督をされたクマガイコウキさんが担当されました。
絵は、街頭紙芝居全盛期の頃から絵を描いていた紙芝居絵師の方。
実は昔、ちらりと4巻ぐらいまで見せてもらったことがあるのですが、
ストーリーが仙台の歴史を元にうまく作られている上に、面白い。
……内容に触れることを書きそうになりましたが、やめました。
あの奇想天外ぶりは、実際に会場で味わって下さい。
街頭紙芝居っぽい*1、波乱に満ちたお話です。
見ないと勿体ないと思っています。
今日の講談を聞いて、その日がますます楽しみになりました。

*1:街頭紙芝居っぽい=昔のアニメのすっ飛んだストーリーを思い浮かべていただくとわかりやすい……と思っています。私は。