紙芝居が好き

街頭紙芝居に一目惚れしてしまった人の日常記録帳。

 大衆紙芝居ワークショップ 3日目

物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン (朝日文庫)

13:00〜17:00。今日から昼夜合同です。
まず最初に、紙芝居概論 番外編。著作権とオリジナルについて。
・現代美術はオリジナルであることに価値がある。*1
・今までなかったもの、ばかりを求めていては破たんしてしまう。*2
・何かと似ているから、オリジナルでないからダメ、は捨てても良いのではないか?

その後、全員の自己紹介。
一気に二倍近くに増えたメンバー。
お昼に来ていたのおじさま達がものすごく元気!
実際に紙芝居師だった方もいらっしゃってびっくり。本物だ!(失礼な…)

15:00。今日の講師は大塚英志先生。
休憩が終わるかどうかの時に講義が始まっていてびっくり。
とても忙しい方なので、いらしてすぐ2時間の講義をしてお帰りになられる予定とか。
淡々と説明を進められてしまったため、慌ててこちらも講義受講準備。
こういう進められ方も身が入って良いのかも。*3
内容は、『物語の体操』の第1章分。
でも、その実践のすごいこと!
(1)2枚の紙にそれぞれ漢字2文字の言葉を書く。
(2)集める(20人強×2枚)
(3)裏返して6枚選び、それぞれ順番に並べていく。
(4)引いた言葉を元にストーリーを作っていく。
※これ以上詳しく書くのは勿体ないのでこのぐらいで。あとは本を読んで下さい。
これ、本を見ながら一度自分でも試してみたのですが、挫折していました。*4
「ストーリーが全く出来ていない人」と聞かれ、ギクリ。
一番最初に指名されてしまい、カードを見ながら必死に考える。
考えるための土台を先生に引き出してもらいながら、
次から次へと順番に考えていったら、出来た!
先生からの助言があったためでもあるけれど、その間私の中でおこった
科学変化を体験できたのも面白かった。
先生の話しの作り方は、自分には合っていたものらしい。
実践と応用と、先生の膨大な知識。
とても良い時間を過ごさせていただきました。
この講座を組んで下さった方々に感謝の気持ち。

勢いに乗って、まず人からもらったストーリーの絵を描くべく奔走。
資料集めで時間終了。
もっと時間が欲しい。

*1:マンガの新人賞募集、とか小説とかでもそうだと思う

*2:9・11」を美しいと言った芸術家のお話をあげていました。
…内容を上手く説明できなくてすいません。

*3:高校時代、授業の内容しか話さなかった厳しい先生を思い出しました。

*4:先生のことをほとんど知らなかったため予習に買っていた