紙芝居が好き

街頭紙芝居に一目惚れしてしまった人の日常記録帳。

猫三味線DVD

見ましたー!
すっかり遅くなりましたが、やっとDVDを見ることができました。
さっそく予告していた感想をば。

■本編DISCは166分。
最初に見て驚いたのは、映像がキレイ!ということ。
紙芝居の絵が画面いっぱいに広がるので、大きく見れます。
(ちなみにハイビジョン用の横長サイズではなく、普通の画面でした。
 4:3のスタンダードサイズですって。でも映像キレイ!)
実写はどんなものかしらんとドキドキしていたのですが、
始まってしばらくその気配は全く無く、
純粋に絵と梅田佳声さんの見事な語りに夢中になれました。
(本編で、梅田さんは一切画面にあらわれないです)
前編が終わる間際に、やっと実写が挿入。
絵はちゃんと見せつつ、間にサッと入りました。
メイクとかどうよ?と思っていたのですが、実際一緒に見てみると、
ストーリーの雰囲気に合っていたらしく、あまり違和感がありませんでした。
それどころか、ちらりと入る映像で、紙芝居の絵が動いたような感覚があって驚き。
(アニメみたいに動くじゃなくて、想像がうまく働く感じ)
本編に忠実希望!の私としては、意外にも満足できるものでした。
これは演出が上手いのだと思います。
紙芝居の単調な動きに飽きそうなところに、実写がいい感じのスパイスに。
この采配はすごいなぁ…としみじみ。

続きを見たい時は、巻ごとに選べるので簡単チョイス。
実写を取り除くなどはできないのですが、問題ないかと〜。

■特典DISCは38分。
・ドキュメント「これが街頭紙芝居だ! 梅田佳声の世界」
・メイキング映像「京都ロケメイキング映像」
・対談「怪奇紙芝居の世界」梅田佳声×唐沢俊一×小栗由加
以上の3つです。
ドキュメントが大変お得でした。
上野公園の下町風俗資料館で毎月行われている、紙芝居の定期実演会の様子が!
(もちろん、梅田さんバージョン。第一日曜日の方です。
 第三日曜日は、紙芝居師の森下正雄さんが演じられているそうです。←いつか見たい)
演目は「ライオンマン」でした。
かなり嬉しかったです。
対談も勉強になりました。
裏書きは…なるほどぉといったところで。
詳しくは実際に購入して見てください。ふふふ。

■オマケは「猫三味線 シナリオ全採録」。
これは、猫三味線仙台公演時に製作された
「らふ藝 Books 01_街頭紙芝居読本」から転載されたもの。
読本の方を持ってはいるのですが、
これはDVDとセットでケースにしまっておけるのが嬉しいところ。

梅田佳声さんの大ファンだけど、これは友達に勧められるの?と思っていましたが、
意外にもとても良かったです。
私は満足。
いっそTSUTAYAとか図書館とかに置いてもらったりできないですかね。
絵がとてもよくかき込まれているので、風俗資料としてもいけると思うのでありました。
レッツ・リクエスト♪です。(言い過ぎかしらん)



蛇足。
アマゾンでレビューを書いていらっしゃる方とは、全く比べ物にならないくらい稚拙な文章で申し訳ない。
どうやったらあんなすごい文章書けるんでしょう。
ストーリーの面白さについては、言わずもがなと思って書きませんでした。
猫三味線と梅田佳声さんの出会いは奇跡だと思う。
梅田さんでなければ、こんな粋な脚色できないと思いますもの。
ボキャブラリーを増やしたいこの頃。勉強します…。